先日、switchの中のゲームデータが容量いっぱいになったため新しくmicroSDカードを購入しました。
どうせ今後も使うし新しいゲームもどんどん発売されるから思い切って容量の大きいものにしちゃお!
と軽い気持ちで1TBのmicroSDカードをAmazonで購入、いざゲームデータを移行してみると…
なんですかこれは…
ゲームを起動するとほとんどのソフトでこのようなエラーコードが表示されてしまい、遊ぶことができませんでした。
ネットでいろいろと調べてみたところどうやら私は偽物のmicroSDカードを購入してしまっていたようなのです。
このような偽物microSDカードはAmazonや楽天等でもかなり多く流通してしまっているとのこと。
今回は自分自身の経験も踏まえ、microSDカード購入時に失敗しないために気を付けておいた方がいいポイントをお伝えしていきたいと思います。
ネットショップには多くの偽物microSDカードが流通している
先ほどもお伝えした通り、偽物のmicroSDカードはAmazonや楽天などの大手ネットショップサイトで大量に流通してしまっているのが現実です。
ちなみに今回私が購入したmicroSDカードはこちら。
左が正規品で右が偽物だよ!
特に注意したいのが並行輸入品です。
並行輸入品とは、「メーカーが認めている正規の輸入代理店以外を経由して輸入された商品」の事を言います。
並行輸入品のメリットとしては正規品よりもかなり安い値段で購入できるというところですが、その分偽物や詐欺商品も多く出回ってしまいます。
大変便利なネットショップサイトですが、そういったリスクがあることをしっかりと理解した上で買い物をすることが大切です。
偽物microSDカードで失敗しないために気を付けること(購入前)
それでは早速偽物のmicroSDカードで失敗しないために大切なポイントをいくつかお伝えしていきたいと思います。
購入前と購入後でそれぞれ出来る事がありますので分けて説明していきます。
可能であれば大手の家電量販店等で購入する
まず一番良いのはネットではなく大手家電量販店で購入することです。
ネットで購入するよりも多少値は張りますが、偽物を購入してしまうと言うリスクはほとんどなくなります。
また万が一仮に偽物を購入してしまった場合でも領収書と現物をもって店頭に行けばきちんと対応してくれるはずです。
可能であれば近くの家電量販店での購入を検討してみてください。
1TBなど大容量のものはオンラインでしか購入できない
家電量販店での購入をおすすめさせていただきましたが、1TBの大容量のものは現在店頭で扱っているところはなく、オンラインで購入するしかないようです。
512GBまでは店頭に置いてある事が確認できたので512GB以内のものが欲しい場合は探してみてね!
店頭に置いていない以上、オンラインで購入するしかないのでこれから紹介する注意点をしっかりと確認して偽物microSDカードに騙されないように気を付けてお買い物をしましょう。
1TB以上のものは現在流通していない
ちなみにですが、現在正規品として流通しているmicroSDカードの容量は1TBが最大容量だそうです。
2TBはまだ企画段階で一般には流通していないものであるため、もしネットショップ等で2TBのものを見つけたらまず偽物であると疑った方が良いです(2022年9月現在)。
どうしても1TB以上の容量が必要な場合はmicroSDカードを複数使用するか、クラウド保存等を活用してうまくデータを管理するようにしましょう。
値段の相場を把握する
購入する際に一番初めに見てほしいのが値段の相場に合っているかどうかです。
512GBであればおよそ1万円前後、1TBが2万円前後くらいが現在の相場なのでそれに比べて不自然に安く売られているものはほぼ間違いなく偽物とみて間違いありません。
因みに私が買った偽物は1TBで8000円くらい、相場の半額以下でした。
購入前にしっかりと値段相場を調べておくのはとても重要なことですね。
必ずメーカー名を確認する
次にチェックしてほしいのはメーカー名です。
基本的に失敗しないためには大手メーカーのものを購入するのが無難かと思います。
- SanDisk
- HIDISC
- Micron
このあたりのメーカーのものを選ぶようにすると良いです。
もちろん上記メーカーを模倣した詐欺商品も沢山出回っているので注意は必要です。
Amazonや楽天であれば評価・レビューを確認する
次に確認したいのはその商品ページの評価・レビューです。
もちろんさくらがいる可能性もあるため評価・レビューをそのまま鵜呑みにするのは危険ですが、ある程度参考材料にはなります。
特に正規品よりも安く売られているにも関わらず評価・レビューがほとんどないような商品は偽物を疑った方が良いです。
これは私の実体験ですが、商品を購入し、偽物だとわかった際に購入ページを確認してみたところすでにその商品は扱っておらずページが存在しておりませんでした。
完全に売り逃げされてしまった…
ほかのmicroSDカードを安く売っているページもどこを確認しても評価やレビューが一切ありませんでした。
確かに販売ページを残しておいたところでレビューに偽物だと書かれてしまい、誰も買ってくれなくなるので売れた商品ページを残しておくメリットはありませんよね。
このような理由からレビューや評価がきちんと確認したほうが良いです。
偽物microSDカードで失敗しないために気を付けること(購入後
ここからは購入後に行ってほしい確認ポイントについてお伝えしていきたいと思います。
安心してmicroSDカードを使用していただくためにもしっかりと確認を行っていただけたらと思います。
本体登録を行い正規品か確認する
先ほど購入前に気を付けるポイントとして大手メーカーのものを購入したほうが良いとお伝えしましたが、それはただ大手メーカーだから安心できる、というだけの理由ではありません。
中には大手メーカーを模倣した詐欺商品を販売している悪質なサイトもあります。
その際に役立つのが各メーカーがサイトで実施している【本体登録】というサービスです。
メーカーによって多少形式は変わるものの、購入したmicroSDカードの商品コードを登録し、それが正規品であるかどうかを確認することができます。
今回私はSanDiskのmicroSDカードを購入したため以下のサイトにて本体登録して確認を行いました。
もし購入したmicroSDカードが正規品である場合以下のように製品情報が登録されます。
偽物であった場合は登録されずにはじかれてしまうので購入したmicroSDカードが届いたらすぐに確認しましょう。
偽物のmicroSDカードを購入してしまった際の対応
もし偽物のmicroSDカードを購入してしまった場合はすぐに販売元へ連絡しましょう。
Amazonで購入した際も販売元がAmazonであれば返品対応などは行ってくれるはずです。
どちらにせよ早めに対応するに越したことはありません、商品が届いたらすぐに正規品かどうかの確認を行い、対応するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
microSDカードは容量にもよりますが決して安い買い物ではありません。
どうしてもなるべく安く済ませたいと考えてしまいがちですが、誤って偽物を購入してしまい結局買いなおし、となってしまっては元も子もありません。
損をしてしまわないようにしっかりと下調べや確認を行い、偽物を購入してしまわないように気を付けましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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